1000の春

Title
1000の春
Size / Art supplies
20号/キャンバスに油彩
Production year
2008
Comment
油絵の制作を始めてから、比較的初期(6点目)の作品です。
現在のところ(2010年)、最も大きい作品です。

僕が住んでいる寒く、雪深い北海道に毎年こりもせず、必ずやってきては劇的に感動を与えてくれる「春」について感謝した作品です。
今年も間もなく、やってくるでしょう!
毎度ありがとうございます。

人って、現状よりも最低でも維持、
多くは上のを目指しますよね。

良い事ですよね。

向上心。


悪く言えば"欲"。


生活レベルを今よりは落とすのは嫌だし、

仕事でも大きな仕事を経験すると
次の仕事は、より大きな仕事が欲しくなる。

社会としては、とっても良い事だと思います。



人間は慣れる生き物だし、プライドも有るし。



でも怖い側面もありますよね。

もちろん、その過程での抵抗やプレッシャー
ストレス等ありますが、それらは乗り越えたとしても
環境やその人の能力として限界がありますよね。


与えられた仕事が大きすぎて対応出来なかったり、
自分はやる気だけれども会社が不信で、
つぎの大きな仕事自体が無くなる場合があります。


その場合はショックってかなり大きい様ですね。

色々と生きた上での「結果」なので
仕方が無いのですが、かわいそうな気もします。


生活レベルで言うと、例えば年収が1000万円の人が
何らかの結果、年収が800万円になる。

十分に生活出来るレベルだけれども、
年収が800万円の頃は十分に幸せに生活していたけれども、
一度、昇ってから落ちるととても不安になる。
「このままで生き続けられるのだろうか!?」って。

悩み続けて自分から命を投げ出す人も少なくない...。
もとの生活に戻せば良いだけなのに、
それが出来ないんだね。

人間の持って生まれた性質だから...。



で、最近問題なのは十分に実力も経験も無いのに
持ち上げられる若者。

使えるだけ使って、あとは切り捨てられる風潮も...。


もともと、実力ではなく持ち上げられたポジションなので
一旦崩れると、自分から降りられなく、
あげくには混乱して飛び降りる。そんな感じの人生。

そんで、持ち上げた方は知らんぷり。

かわいそうだけども、自業自得な感も有る。


なんと言うかやっぱり「欲」なんだね。



「向上心」と「欲」を上手く使い分けなければ
ならないんだね。


大事なのは、上を見つつ、しっかり足下を見つつ
現状を把握しながら自分の足で歩いて行く。
自分のペースで昇って行く。

回りの景色を楽しみながら昇れたら、もっと楽しいね。

困った時は色んな人が助けてくれるだろうし、
歩いているその道を作ってくれていた人もいる。

会った事の無い人だろうけれども、確実に
その人のおかげでその道を歩く事ができる。

そんなちょっとした事にでも
感謝して生きてみるのも大切だと思うよ。

幸せは、巡り巡って来るものだから、
感謝をしていたら、何時か自分も感謝されるよ。

そしたら回りが幸せで一杯だね。


今、あなたの周りのちょっとした事にも
試しに感謝してみよう。

きっと良い事が有ると思うよ。


まずは、毎年着てくれる春に感謝してみようか。

きっと嬉しい気持ちになれるよ♪

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このページは、2010年2月20日 17:05に書いた記事です。

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