list of works(作品一覧)

芸術活動を本格的に始めてから一番始めに開催した個展「Tomo展」に出展した作品達です。
この頃はアーティストネームは「tomo(トモ)」でした。
当時は使っているアクリル絵の具数が少なかったので何となく全体の色調がパステルカラーで統一されています。
単純な風景画の構成ですが、黒猫(トモロウ)が登場するのは現在と変わりません。
ちなみに以前は路上で絵を販売していました。
前回の「Tomo展」に引き続き半年後ぐらいに開催した「blue note days展」に出品した作品達です。
青い空と白い壁に特化していますが、これらのイメージはギリシャやスペインです。
現在も同様に青い空と白い壁を使用した作品を多く描いていますが、それらは特にモチーフが無く、自分で構想した比較的モダンな世界です。
特にこのシリーズは黒猫(トモロウ)以外の動物が多く登場します。
ヤギ、フラミンゴ、クジラ、熱帯魚、イワトビペンギン、ロバ、象、ダチョウ、鹿等が登場しとくにペンギンを仮の人間として表現させるために多く登場させています。
当時はオーダーの絵画を多く製作し、注文主の好きな動物を描いていました。上記動物以外にもラクダや牛等も描いていましたが写真が残っていません。
展覧会のタイトルはもちろんジャズの"アレ"から引用しました。
3回目の個展「next展」のメインの作品達で13点の連作です。
一日の流れを悲喜こもごもに描いています。
絵画の補足説明する役割として「天使的な物」と「悪魔的な物」が登場します。が決して「天使」と「悪魔」ではありません。意味合いとしては「矢印」です。
全体的に舞台を正面から見た様な比較的平面的な構成にしています。
社会人の一日を描いているのですが、よく考えたら当時はまだ学生だった様な...。
3回目の個展「next展」に同時に展示した作品達で、それぞれ2連作及び、3連作です。
「ex01〜03」は自分の中では「破滅3部作」として、失恋した悲しみを表現しています。本当に今見ても暗い作品です。
他はそれぞれペアになる作品ですが、新しい構成(インテリアで寄りの絵)に調整し、シンプルでそれなりに良い絵が描けたと思っています。
この後黒猫(トモロオ)に次ぐ動物のキャラクターとしてのアヒルとカエルが初めて登場します。 カエルは不人気なため、途中からパッタリ出てこなくなってしまいました。
これまでのアーティストネーム「トモ(tomo)」は、使用している方が多いと言う都合でいろいろ考えて「トモロオ」に変更しました。
サインの「tomorrow」は僕がビートルズを好きだというのを知っている友人の勘違いを採用しました。
アーティストネームの変更と共に作風も若干変更されています。
元々建築を学んでいたので、自分で世界を構築しています。その中でとりわけ「窓(開口部)」を多くモチーフとして取り上げて描いています。
また、単なる風景画ではなく、メッセージ性の強い作品を描き出し、本格的なタイトルをつけたのもこの時期からです。
この時期の作品は自分にとっては珍しく、一度描いた物を完成させずに途中でやめてしまったりしていました。
自分自身がとっともネガティブな感情であったり、色んな事を無駄に悩んでいた時期の作品達です。
社会的なメッセージではなく自分の感情の弱さや悔しさ、悲しさ等を表現しています。
この作品達を見れば自分で当時の事を思い出しますが、何が有ったかの説明は聞かないでおいて下さい。
と、言いつつもこの時期が有って今が有るのも事実。
この作品達はカテゴリ「tomorrow」よりも、より具体的な社会的メッセージや自分の心情を込めて描かれています。
また、「next」に出てくる「天使的な物」と「悪魔的な物」が一緒になった着ぐるみの様な格好をしたキャラクター(ロドニー)が頻繁に登場します。「天使的な物」と「悪魔的な物」と同様に絵を補足的に説明する「矢印」の様な存在です。
この時期が今思えば楽しい意味で色々とあった様な気がします。若かったというか...。
だから有る意味単純だったのかも。
この作品達は全て手元には無いので、なんというか自分の思い出と共にはかなく消えて行った過去。という感じもします。
この時期は特に決まったテーマも、個展等の目的も無く、日々感じた事などをそれぞれのモチーフで描いています。
個人へ向けたメッセージだったり、社会の構造についての自分的な解釈だったり、日本についての分析や提案だったり、世界に向けた平和へのメッセージだったり、単なる自分の心情だったり様々で、登場する物も様々です。試行錯誤していたりもします。
有る意味、芸術家として純粋に情熱的だったのかもしれません。
この時期の作品達が他の作品よりも2倍のサイズで描かれており、今見ても自分的に気に入っている作品も多いです。
ちなみに登場する着ぐるみを着た生き物(ロドニー)は元々のモチーフが「天使的な物」と「悪魔的な物」以外にもあり、そのモチーフの都合で特別な理由が無い限り向いている方向は「左」です。
この辺りで、大体創作活動を始めて10年近く経ちます。
絵にメッセージを何となく込めながらも、自分の描きたい絵を模索する毎日で何となく、求める物に近い物が表現出来てきた感のある作品達です。
とりわけ、「楽しい」イメージを表現出来るようになってきた気がします。
過去を振り返って、自分の好きな表現やモチーフを改めて構築し直し表現しています。
現在(2010年)までの現状でアクリル画としては最後のカテゴリー。
過去に描き、油彩画にも引き継いだ「跳ぶ野菜」というモチーフを登場させています。
「跳ぶ野菜」というモチーフに込めた意味合いをそれぞれの作品でストーリーに載せて表現しています。
前カテゴリー「clover」よりも更に自分の好きな世界を表現出来るようになったのでは?と感じています。
メッセージも今までは生意気にも社会的な批判であったり、失恋の気持ちを表現する等あんまり明るい物では無かったのですが、絵本の1ページだったり、歌詞の一部の様な詩的な表現が多いです。
高校時代は美術部で油彩を描いていましたが、本格的には油彩を習った事はないので芸術活動の当初はとりあえず手軽なアクリル絵の具で絵を描いていました。
また、油絵よりもアクリルは圧倒的に乾くのが早いのでせっかちな自分としてはアクリルの方が都合が良かったという点もあります。
ただ、自分的にアクリル画の表現の限界を感じ、試しに油絵を始めたところ「ハマった」感があります。
やはり圧倒的に制作時間が掛かりますが、乾くのを待ちながら少しずつ描くのはその絵に対する気持ちを少しずつ育てながら描くようで、より情熱を持って描けている気がします。
このカテゴリーの作品達は油彩を始めて1年以内に描き上げた作品で、それまでの集大成的に描きたかった要素を詰め込んでます。
一旦メッセージ性の有る作品の制作を止めて、気軽にお部屋に飾ってもらえるようにインテリアアートのような構成で作成致しました。
サイズも333mm×333mmの正方形で、あんまり飾る場所を問わないコンパクトなサイズにしています。
このシリーズはメッセージ性のある今までの作品と違いを設けるために黒猫(トモロウ)は出てこないで、他の動物が代わりに表現されています。
前カテゴリーと同様のサイズ(333mm×333mm)で、インテリアとしても飾って頂く事を考慮していますが、メッセージやストーリー性が込められています。
それぞれ連作となっていますが、意味合い的にはそれぞれ一枚で完成された作品です。
「白いクマの〜」シリーズと「レール」シリーズでは新しいキャラクターの猿(ランド)が登場しています。
黒猫(トモロウ)も復活です。
特に、サイズやシリーズ性や、メッセージ等こだわる事無く自由に描きたい絵を描いています。
描きたい形があったり、具体的に動物を描きたかったり、特定の誰かの為の作品だったり...。

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